原産地で選ぶオリーブの品種のガイダンスolive origin

即決!?オリーブを産地で選ぶ方法

オリーブの品種選び、どうして得べばいいかわからない!そんなアナタ様に難しいことを考えずに選ぶ方法を教えちゃいます!原産地と果実のサイズでサクッと品種を選んじゃいましょう!

とにかく巨大粒がいい!というのであれば、アスコラーナ(アスコラーノ)とセビラーノ(ゴルダル)とアザパ、ハーディーズマンモスがおすすめです。これらの品種は果実サイズが大きく漬物に適しています。 香川県の小豆島で商品化されている品種がよいというのであれば、ミッションとマンザニロがおすすめです。この二つの品種は新漬けとして商品化もされている種類です。 何も気にせずたくさん収穫したいのであれば、スペイン種のピクアルやネバディロブランコがおすすめ!この二種は輸入物のテーブル品種として既製品がどこでも手に入るおなじみの品種です。 イスラエル産で中東の雰囲気を楽しみたいならバルネアがおすすめです! フランスの気分ならフランス産のピッチョリーネです。ピッチョリーネはフランスが原産で日本語の響きから女性からの人気が高いです。 ギリシャ味を楽しみたいのであれば、カラマタとハルキディキがおすすめです。カラマタのブラックオリーブのテーブルオリーブは世界的に有名です。私がカラマタを栽培してみたところ、ミッションと同等か僅かに小さいのではないかと思いました。しかしミッションのような尖りがないので口の中を傷つけにくいです。 イタリアを感じたいのであれば、ワンセブンセブン(1-77)、コラティーナやフラントイオ、コレッジョラ、タジャスカ、チプレッシーノ、レッチーノ、モライオロ、ロシオーラ、ワラサ、ルッカ、ペンドリノ、そして大粒のカロレアがおすすめです。 チュニジア(アフリカ)の雰囲気がいいなら、バロウニです。 ニュージーランドで品種改良されたものであれば、ラキーノがおすすめです。 トルコ原産のオリーブは、レクーレです。ほかには地中海原産のワッガベルダル、アメリカで改良されたワシントン、アメリカでオイル用に欠かせない品種のアーベキーナがあります。
もっと品種の詳細が知りたい!というお方は⇒詳しくは拙著、オリーブの品種リストと品種ごとの特徴の解説・オリーブの受粉相性の文献研究をご覧ください。

これでも決められかったら、目を閉じて適当に選びましょう♪

 

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