便利な遮光ネットの効果的な使い方
まだ7月なのに気温35℃以上の猛暑が二週間以上続いたので、果樹のブルーベリーと自宅の窓の外側に遮光ネットを設置しました。遮光ネットの役割は植物を葉焼けから守るものです。遮光ネットの主な用途は農業で植物に必要な光の量や温度を調節するほかに、人や動物に必要な光の量を調節することもできます。自宅用には日よけオーニングというテントに似た素材の織物が売られていますが、はっきりいって遮光ネットのほうが日本の住宅にとっても都合が良いと思います。ちなみに遮光網のことを英語では"Shade net"と言います。
このページは2021年12月11日より新ブログGoodGDN 遮光ネットの使い方と選び方-ブルーベリー栽培や山野草の夏の日よけに欠かせません!へ移動しました。ブックマークの変更をお願いいたします。
遮光ネットを大事な植物に使う
遮光ネットを果樹のブルーベリーという植物に設置した様子
この写真は75%程度の黒い遮光ネットを植物に対して利用した様子です。ブルーベリーは猛暑になるとチップという新しく芽生えた葉の先端が黒く焼けてしまうので、それを予防しようというものです。遮光ネットを必要とする植物は、夏の鉢植えのバラや、鉢植えのイチジク、ランやシャクナゲ、シンビジュームなどです。
遮光ネットを自宅の窓の外側に使う
遮光ネットを窓の外側に使い西日を防止する
次の写真はシルバーの遮光ネットを建物の外側、窓の外に設置した様子です。強烈な太陽光をカットして室内の温度上昇を予防します。このネットを張ったら冷房が効いて部屋が涼しくなりました。一応日よけやシェードと呼ばれる既製品がホームセンターなどで売られていますが、あのような品々は強風で布地があおられやすく設置場所が傷んだり、布地を巻いて片づけている間にカビてしまう可能性があるので常時幕を張ることはできません。それに対し、農業用の遮光ネットは風の通りがあり、しかも軽量なので、台風並みの風が吹かない限りはその場所に設置したままでも問題は少ないのではないかと思います。
おすすめの遮光ネット
市販の遮光ネットは家庭用サイズで大体2メートル×2メートルのサイズと、2メートル×4メートルが主流です。売れ筋は2メートル×2メートルで、私がホームセンターに買いに行った時は2メートル×2メートルのシルバーの小さいサイズはすべて売り切れ、残りは黒1個となっていました。2メートル×4メートルの遮光ネットの在庫は豊富に残っていました。
家庭菜園用の遮光ネット
一般の人向けの遮光ネットは先ほども紹介したように、主に2メートル×2メートルの遮光ネットで70%~80%の遮光率のものが主流です。2メートル×2メートルサイズの遮光ネットは、ちょうど150cm幅くらいの小さな窓に適したサイズです。2メートル×4メートルの遮光ネットは300cm幅の窓に適したサイズです。窓の幅に対し網が長すぎても適度に折り返せば余裕をもって使えます。
明るさを保ちながら遮光したい時は、白色で遮光率は55%程度のものがおすすめです。遮光率70%以上のものと比べると遮熱効果は落ちると思います。
今回私が使っているタイプの遮光ネットで75%の遮光率です。 すだれより軽くて気に入ってます。シルバーは光を反射することにより若干蓄熱を軽減する効果があります。短管パイプを組むなどして天幕のようにして張るのであればシルバーより黒のほうが見た目が涼しい気がします。
遮光率と遮光ネットのサイズ
主な遮光ネットの種類とサイズ、製品を表にまとめてみました。こちらのリンクはアマゾンになっています。
サイズ/遮光率 | 2m×2m以下 | 2m×4m | 2m×6m以上 |
50%~69% | |||
70%~80% | |||
81~100% | |||
~49% |
楽天で売れ筋の遮光ネット
お店も変われば売れ筋も変わるということで楽天市場で人気の遮光ネットを紹介したいと思います。結構レビューの数が多いです。
ほかにも遮光ネットの種類はいろいろあるのでリンクをご覧ください。
機能的にはシルバーやホワイトが赤外線を含む太陽光の反射率が高いです。製品によっては高機能な素材を使っているものもあります。
今年の夏は異常なくらい暑いです。エアコンを適度に使い、炎天下のもと外出や畑仕事は控えてなるべく建物の中で過ごしましょう!