桃の花ことば

桃の花ことばと文化

せっかくなので、余談として桃の花ことばや桃に由来する文化を紹介したいと思います。西洋では植物をシンボル(象徴)に見立てて花ことばという概念で定義しています。桃の花の花ことばは「I am your captive(直訳してみると、私はあなたのとりこです。)」、桃の花ことばは「Your qualities, like your charms(あなたのように魅力的), are unequalled(あなたに敵うものがない)」です。
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中国と、中国から伝わった日本の概念では桃は不老長寿の象徴です。中国の西王母(せいおうぼ)は玉皇大帝の妻でした。彼女の名前はシ・ワングム(Xi Wangmu、本名は楊回 Yang Hui)。玉皇大帝はすべての神の権力者でした。崑崙山の西王母の御所の近くには三千年に一度咲く桃(仙桃七顆)がありました。この西王母の木の果実は不老不死を保証するために他の神々に与えられました。中国では桃のお祭りは3月3日に行われます。

中国の文化の流れを汲む朝鮮では桃は幸福と繁栄、長寿のシンボルです。先祖を敬う時に桃は欠かせないそうです。

ギリシャでは桃は幸福な結婚のシンボルです。アメリカのジョージア州ではしばしば「The peach state(桃の州)」と呼ばれデラウェア州では桃の花は州花です。

日本では5月5日に愛知県の犬山で桃太郎まつりが開催されます。不思議なことに、日本にある桃太郎ゆかりの地は岡山県岡山市と香川県高松市、奈良県磯城郡田原本町、愛知県犬山市にあるそうです。先祖が共通する豪族あるいは孝霊天皇にゆかりのある人々が桃太郎伝説を残したのかもしれませんね。原本町にあった庵戸宮は昔のみやこ(都)ですから、桃太郎伝説の由来も古そうです。

桃の幸運の象徴(英語)から翻訳して引用しました。wikipediaの西王母からも引用しました。

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